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+... ↑BGM クリックすると再生されます 人は皆、決められた 運命(レール) の上を歩いているのだよ。 人生は一つの 砂時計 のように 幸せに巡り合った分、不幸せも受け入れなければいけない。 ―――たとえどんな 壁 が立ちはだかろうとも、 君達 はきっと、前へ進むだろう。 己 の強い 信念 と共に―――― 人は定められた未来を知ってこそ抗おうとする。 ああ、なんて素晴らしい光景なのだろう。 カウンター 昨日の訪問者 - 今日の訪問者 - 今までの訪問者 - 主題歌 オープニング: 魔王魂 より、ZinniA エンディング: 未定 ストーリー 数多くの世界の中、特に力の強い者達が集う混沌世界。 どの空間にも干渉することの無い聖域―――……“オリンポスの高山”から常に観測している者達がいた。 彼らは存在する全ての世界を天秤にかけ、さまざまな面において平等になるよう人々を支えている。 だがある時、彼らは知ってしまった。 混沌世界が他の世界とは釣り合わない程に、莫大な力を蓄えてしまっていたということを――――。 序章 +... 高山で二つの影が、水辺に映し出される混沌世界の風景を眺めている。 彼等は住民達の様子を微笑ましそうに観測していた。 しかし少女が口を開き、“この世界に征ってみたい”と男に告げる。 父と思われし男は“生きとし生ける者達の実態を知らないからだ”と止めようと試みるが、 “人には人の事情がある、在り方がある”と娘に主張され、もう少し大きくなれば征っても良いと許可を下す。 しかし、“独りで赴かねばならない”という条件の元にあるということを知らせ―――――……… 『 ――――それでも、見つけ出したいものがあるの。』 第一章『警告』 +... ―――レゼリア国、遊園地 人々は皆、豊かな自然に恵まれた国の中で―――…… 楽しそうに。一日を満喫していた。 裏側で何が起こっているかということさえ知らずに―――― 『今ある自分の『運命』に終わりを打たなきゃ死ねないのさ』 第一話 第二話 概要 混沌世界の名所を巡り、予言された“災難”を突破していく物語。 エンディングは『TRUE END』、『HAPPY END』、『BAD END』、『SECRET END』の四種類で、 基本的には『TRUE END』へ進みますが、予言者との親密度が高いと『HAPPY END』、 その他、何度か“災難”を突破できなかった場合は『BAD END』へと近づいていきます。 ちなみに、予言された“災難”を突破するのに最も簡単な方法がありますが、 その方法に気づき、実行させた場合には『SECRET END』へ向かいます。 このドラマは『全てのドラマと関係』しています。いつどのタイミングでクロスオーバーさせても構いません。 『悪役』の立場にまわりたい方、『信念を貫いて死なせたい』などのご希望のある方がいらっしゃいましたら コメント欄までお願い致します。大歓迎です。(万が一相談しづらい場合には租茶等でも承ります) またこれにおいて最も重要視されているのが“展開の意外性”です。 多少基盤となるストーリーから外させても構いませんので、是非とも奇想天外な展開を造っていって下さい。 予言者《EvAd》 生きとし生ける者達の過去や未来の可能性を限りなく見つけ出し、住民達のことをよく理解している謎多き存在。 主に図書館におり、彼に話しかけるとさまざまな情報を得ることができる。 予言者としての役割を果たしており、彼が言ったことは“ドラマの鍵”となることが多い。 また彼との親密度が上がると稀に特別イベントが発生することも。 各エンディングへのヒント (ネタバレ含むので要注意!) +... 『TRUE END』 基盤となるストーリーにそのまま乗っていけばいいだけ。 条件は特にない。 『HAPPY END』 予言者との親密度を上げる。 1、『嫌いなもの』 2、『不得意なもの』 3、『性別』 4、『名前』 5、『職』 これらの情報を全てかき集めた上でストーリーに沿っていけば『HAPPY END』を無事迎えることが出来ます。 しかし参加者様の行動によっては『BAD END』、『SECRET END』へ移る可能性も少なくはありません。 『BAD END』 与えられた“困難”に立ち向かわず、“運命”を素直に受け入れるとこのエンディングになります。 また“困難”に敗れた回数が多ければ多いほど『BAD END』に向かっていく可能性は上がります。 『SECRET END』 “運命”を回避するのに最も近い道と言えば? おまけ → 完結したら(いつか)ゲーム化するかも。 運命に抗う者達 シャルロッテ AS エミリー 新選組みたいな服装の男 マーク 勤次 アンジュ ヒロ ドンキーコング イナ ※質問、提案などがあればこちらへどうぞ。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る EvAd へ戻る
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※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※* 地獄が現世に顕現したようなあの悪夢の一日から、一体どれくらいの月日が経ったのだろう。 季節は真夏、盆の時期だろうか。 窓から差し込む陽光に顔を照らされ、むくりと起き上がる。 目覚まし代わりに脳を揺さぶるのは、街を覆い尽くすほどのけたたましい蝉の鳴き声だ。 シャツ一枚パンツ一丁でベッドからよろよろと出て、時計を見る。 具体的な時刻は記憶に残らなかった。もう昼過ぎだなと理解しただけだ。 灼熱の陽光がコンクリートへと降り注ぎ、陽炎のように空気がゆらゆらと揺れている。 網膜に映るのは、安アパートの一室。 洗濯籠に突っ込んだだけの衣類に、吊るしたままの洗濯物。 ベッドから半分ずり落ちている敷布団と、穴の開いたシーツ。 流し台に突っ込まれたままの皿と箸。 適度に埃の溜まった棚に、ゴミ箱代わりにしている40Lの指定ゴミ袋。 充電率100%のスマホと、スリープ状態で放っておかれたPC。 割り箸の立てかけられた空のカップ麺と缶ビール、それと半分ほど入ったコーヒー牛乳。 机の上に整理しているようで半分ずり落ちたネタ帳の山と、乱雑に置かれた風俗店の名刺。 そして高価故にこれだけはしっかりとメンテナンスをおこなっている取材機器。 どこからどこまで見ても、見慣れた自室だ。 何の変哲もない、かけがえのない日常だ。 失いかけて、その貴さがはじめて分かる。 自分は、今こうして生きている。 持ち帰った村の惨状は、贔屓にしてもらっている週刊誌や、SNSを火付け役に、 一気に大手マスメディアにまで広がり、海外メディアまでもがこぞって記事を打ち出した。 大手マスメディアも地方メディアもSNSも動画配信サイトも、連日あのゾンビパニックの話で持ちきりだ。 ネット記事に引用されている画像は、まさに自分自身があの村で撮影したゾンビたちの写真だ。 少年のゾンビが人間の死体を食い、自身も襲われたあの衝撃的な映像はテレビニュースで全国公開された。 時の内閣は責任を取って総辞職。 永田町の妖怪と言われた与党幹事長の野部も、自身の選挙区での不祥事ということで遂に辞任に追い込まれた。 人死にも出たために不謹慎ではある。 不謹慎ではあるが……必死こいて掴んだネタが世間を動かし、ついには倒閣まで至るというのはやはりライター名利に尽きると思うのも事実だ。 ――本当にそうか? ――本当に自分のネタが世間を動かしたのか? どうやって生き延びたのか。 靄がかかったかのように思い出せない。 まだボケが始まる年齢じゃない。 新型ウイルス後遺症のブレインフォグというやつだろうか? ワクチンはしっかりと5回打ったはずだが。 「いや、思い出したぞ。自衛隊の救助部隊が来たんだったな。 そうだ、そうだ。迷彩の防護服を着た連中だった。 思えば、本当に運がよかったんだな……」 決定的なシーンを思い出せれば、そこをとっかかりに前後の状況も思い出せる。 消防車に乗り込み、そのまま西へ西へと消防車を走らせ、村の西端へと到達した記憶がある。 商店街から東にはゾンビの姿が見えた。 南は、銃声を聞いた方角に近くて行く気にはなれなかった。 北はゾンビだらけで論外。 そして西だけはなぜか一切ゾンビが存在しなかった。 何かの罠かと思いはしたが、消防車を走らせれば、診療所の駐車場まで楽に到達できた。 診療所の前の道を妖しい紅白の巫女がうろついていたが、あれがゾンビを浄化していたのだろうか。 だが、もはやゾンビだろうが神職だろうが、声をかける気力はもうない。 そもそも、剣を携えた人間に話しかけたところで、ロクな目には遭わないのは目に見えていた。 スマホのカメラで後姿を数秒ほど撮影し、それっきりだ。 その後は診療所で消防車を乗り捨てて、西側の山へと踏み入った。 消防署から拝借した地図に記されていた地元の人間しか知らないような道――ほぼ獣道といって差し支えない道なき道を進んでいった先で、 防護服に身を包んだ集団を見つけたのだ。 今思い返せば、間違いなく自衛隊だ。 だいたい、迷彩服の防護スーツに身を包んだ連中が自衛隊でなくてなんなのだ。 ゾンビパニックを抜きにしても、トンネル崩落が起こった。 救助のための部隊が送られてくるのは当然のことだろう。 そして彼らに助けを求めたはずだ。 そこから先の記憶はない。 記憶はないが……。 「夜通し走り回って、散々死ぬ思いをしたんだ。 そりゃ、緊張も途切れるわな……」 安堵と疲労で、身体が限界を迎えて、その場で倒れてしまったのだろう。 そして、無事に保護されて病院に担ぎ込まれたのだと推察できる。 自分は今ここで、生きている。これが事実なのだ。 もっとも、何があったのかは結局謎のままだ。 自衛隊が村に踏み入った以上、なんらかの結論は出たのだろうが、記者クラブに属してもいないフリーライターに真相はまわってこない。 それと、結局和雄から託されたおもちゃを直接渡すことはできなかった。 そもそも一色洋子が無事にあの村を脱出できたのかも不明だ。 ふと思う。 もしもの仮定でしかないが、バスで和雄に声をかけられなければ、何も分からぬままトンネルの崩落に巻き込まれて死んでいたのではないか? 逆に和雄におもちゃを託されたタイムラグがなければ、それはそれで前方で起こった崩落に巻き込まれて命を落としたのではないか? そうなったらそうなったで別の行動をとっていたのかもしれないが、何もしないのも居心地が悪い。 こういうときは、風俗にでも行って下世話な話をしながら昏く沈んだ気持ちを発散するのだが……。 目の前で死なれたんだ、さっぱり忘れるのもそれはそれで気分が良くない。 「そういや、盆だったっけな?」 赤の他人。たった一日限りの縁。 けれど、墓参りくらいしてもバチは当たらないだろう。 今日の日付は思い出せない。思い出せないが、別に特定の日付でないと墓参りをしてはいけないなんてこともあるまい。 風景が切り替わる。 墓地の場所はすでに分かっていた。 そこに和雄の墓があることを確信して、すぐそばの墓地へと足を踏み入れた。 「あの子の住んでたところは、こんなに近所だったのか。 偶然もあるもんだな……ん?」 目当ての墓の前で、小学生くらいの女の子がお参りをしていた。 顔は見えない。陽光がきついのか、逆光なのか、顔に穴がぽっかりと開いたかのように認識ができない。 ただ、供花のための花を入れてるおもちゃ屋のビニール袋は見覚えがある。 「まあ、わざわざ声をかけることもないよな」 すでに墓参りは終えた後のようで、女の子は足早に立ち去って行った。 その先にいるのは母親だろうか。 彼女らが誰なのかは聞いてはいないが、そういうことなのだろう。 そう考えると、与田先生ご一行に晒した態度はあまりよくなかったな。 もし生きてたら、詫びの品でも持っていくか? そんなことを考えつつ、目的の墓石の前まで移動する。 真新しい墓石には九条家之墓と刻まれており、花立には百合や菊の花が生けられていた。 そこに一本、いつの間にか持っていた菊の花を差していく。 全部捧げ終わったら、井戸から汲んだ水を水鉢に注いで、余った分は墓石の上から浴びせ清める。 義理を果たしたというとあまりに大袈裟だが、少しばかり罪悪感は薄らいだ気がする。 所詮は一日限りの関係だ。 生きているうちに、和雄のことはやがて記憶から消え、時折思い出すだけの関係になるのだろう。 だからこそ、今やっておかないといけなかったことだ。 ふと、隣に無縁仏の墓石群があることに気付いた。 墓地の向こうには、立派な消防署の建物が見える。 あのとき、殺害した消防団員のゾンビのことを思い返しながらもう一本、持っていた花を捧げる。 こんなところに埋葬されているはずもないことは分かっているが……。 そうしないと自分の気持ちが落ち着かないというだけだ。 「ううっ、さっぶ……。 夏ってこんなに寒かったか? まさかゾンビの幽霊が俺を祟ってるなんてことはないよな?」 気が付けば、逢魔が時と言われる昼と夜の境目に差し掛かっていた。 ますますけたたましくなる蝉の声に、まるで異界へと迷い込んだような錯覚を覚える。 やることはやった。もう帰って寝よう。 アパートの扉を開けると、汚い部屋が出迎えてくれた。 やはり、ここが一番落ち着く。 「ただいま」 なぜか無性に言いたくなったその言葉を口に出し、ベッドへと倒れ込む。 今回はとんでもないことに巻き込まれてしまったが、自分はライターだ。 飯の種となる限り、書くのをやめることはない。 明日にはどこか別の場所で取材をするのだろう。 そして、読み流されたり、読者に叩かれたり、記事の内容がちょっとした騒ぎになったりしながら、毎日を過ごしていくのだろう。 夢のないしみったれたことを考えてしまったが、悪いことではない。 それが人生であり、明日を生きるということだ。 明日からはまた仕事を再開しよう。 まだ見ぬ記事が俺を待っている、なんてことを考える歳じゃないが、それなりに快適にやっていけるだろう。 そんなことを考えながら、目を閉じる。 目を閉じてしまえば、あとは吸い込まれるように眠りに誘われた。 今日は、いい夢が見られそうだ。 ※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※* 通称、安眠香。SSOG隊員の南出耶衣梨だけが調薬できる非認可の睡眠ガスだ。 監視カメラに取り付けた装置から音もなく噴射される催眠ガスは、吸い込んだ参加者を即座に夢へといざなう。 SSOG入隊前、無人島でのサバイバルに心折れかけた彼女が、自分用に、とある薬草類からブレンドした。 糞ったれた現実から逃げ出すために作った『逃避』のための薬だ。 疲労は肉体を蝕む。 ストレスは精神を蝕む。 高山を越えて村外に脱出するという行為。 女王感染者を殺すでもなく、運命に抗うでもない。 この行為そのものが、自棄であり、心折れた証左である。 せめて夢の中くらい、いい思いをしたい。 すべてを忘れたい。 心も身体も弱り切った者が、三大欲求にはたらきかけ、睡眠の快楽へといざなうこの香に耐えられるはずがない。 人間は苦痛に耐えることはできても、快楽に抗うことはできないのだから。 夢の世界への一方通行。意志だけで後戻りする道はない。 そして、一度夢へと招かれれば、二度と生きて目を覚ますことはない。 間を置かずに追いついたSSOG隊員は脳に弾丸を食いこませ、ナイフで脳と心臓を分かち、確実に処理をおこなう。 山越えをしようとする村人を抹殺するだけならば通常兵器でも事足りただろう。 遠隔操作で発射可能なテイザー銃なども部隊には存在する。 だが、村人には異能がある。 どのような異能があるか分からない以上、ガスによる罠も設置されているし、画像認識による自動掃射が可能な銃器も設置されている。 斎藤拓臣は風景に溶け込む異能である。 サーモグラフィを付ければ位置は知れるものの、銃器やテーザー銃だけでは取り逃がしていたかもしれない要注意人物であった。 けれども、範囲に影響するのであれば、風景に溶け込む異能であろうが関係ない。 深い睡眠に由来する脳の休息は、拡張区域の活動すらも休止させ、異能の自律的な発動を防止する。 殺傷力の高い毒ガスもあるが、こちらは国際的に禁止された化学兵器にあたるため、事後処理工作も考えれば安易な使用はためらわれる最終手段だ。 その点、睡眠ガス程度であれば問題はない。同じく非認可ではあるが。 持ち運びが仰々しくなる関係上、抹殺任務の隊員には持たせていないが、 広大な山々における逃亡を妨害する設置系の罠として使う分には問題ない。 三籐探による人間心理のプロファイリングと、五十嵐フジエによる地の利を活用し割り出したポイントへの罠の設置である。 逃亡者を取り逃しはないし、万が一切り抜けたところで、待っているのはSSOG隊員による追撃だ。 故に脱出は最初から不可能であった。 拓臣の活動を停止させた隊員は、その亡骸へと近づく。 処理終了のダブルチェックである。 見た目だけであれば確実に死んでいる。 だが、擬態をおこなうような応用が為されていないとは言い切れない。 そのためのチェックである。 体温。脈。物理的な接触による、そこに死体があるという確認。 「ターゲット、活動停止を確認」 「同じく、活動停止を確認。擬態の可能性もなし」 「ターゲットの所持品を確認。複数の記録媒体を所持。 おそらく現地での貴重な記録と思われます。 すべて臨時作戦指令室へと送ることにしましょう」 「了解しました」 デジタルカメラ、ICレコーダー、メモ、筆記用具、スマートフォン、現金、その他雑貨、山折村周辺の現地地図。 貴重な現地からの記録媒体である。 拓臣の持ち物のすべては臨時作戦指令室へと送られた。 斎藤拓臣は何も知らないまま、自分が死んだことすら知らないままにその生を終えた。 けれど、彼が撮った記録はムダに破棄されることはなく、一コマたりともぞんざいに扱われることもない。 日本を裏から守る部隊の作戦行動の一助として、丁重に取り扱われる。 それだけが、最期まで鳴かず飛ばずであったライターへの手向けであろう。 【斉藤 拓臣 死亡】 ※斎藤拓臣の所持品 デジタルカメラ、ICレコーダー、メモ、筆記用具、スマートフォン、現金、その他雑貨、山折村周辺地図 以上はすべて臨時指令室へと送られました。 071.旭日昇天前 投下順で読む 073.過去の亡霊 時系列順で読む かつて人だった獣たちへ 斉藤 拓臣 GAME OVER
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Format Title Artist Label Model Number Release Press 12 SAPPORO KLASSIC(promo) NORTH COAST BAD BOYZ DIG DA GOOD IMC,AVEX INC,CUTTING EDGE CTJS-5056 2004/--/-- - 235049949_624.v1459596433.jpg Side Track Title Produce A 1 SAPPORO KLASSIC DJ HIGH TOP 2 DO IT DJ P.B 3 PLAYERZ RACE 21ST DJ HIGH TOP B 4 枯れてる夜 DJ P.B 5 SF2XXX DJ P.B 6 DIG DA GOOD PAPER DJ HIGH TOP PERTAIN CD North Coast Bad Boyz(CCCD)
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True END(Ragna=the=bloodedge)True END編第一章 True END編第二章 True END編第三章 True END編第四章 コメント True END(Ragna=the=bloodedge) ハクメン・νを含めた全てのキャラで一度クリアすると…?(コンプリートにする必要は無い&各キャラの真ENDを見る必要はない) ひたすら敵を倒すだけでいい。 (おそらく)全ストーリーモードコンプリートで特典シークレットボイス、ココノエの中の人、マコトの中の人、ツバキの中の人、ヴァルケンハインの中の人が解放 True END編第一章 「CALAMITY TRIGGER」 使用キャラは、ラグナ Unlimitedレイチェル戦(敵体力二分の一) ムービー# ジン戦(ジンのゲージ100%) 第二章「六英雄」へ True END編第二章 「六英雄」 ハクメン戦 ムービー# 使用キャラがUnlimitedラグナに Unlimitedハクメン戦(Unlimitedラグナが体力五分の一) 第三章「ノエルとニュー」へ True END編第三章 「ノエルとニュー」 使用キャラがノエルに ムービー# ν-13戦(ノエルのゲージ100%、) 第四章「蒼」へ True END編第四章 「蒼」 使用キャラがUnlimitedラグナに Unlimitedν=13戦(ν=13のゲージ100%、メインテーマで、2R奪取制) ムービー コメント 第五章がどうやっても2で終わるんだけど・・・ -- (名無しさん) どういう意味? -- (名無しさん) すまんライチ編のことね 五章2番のルートは他の分岐を全部消化しないと 見れないっぽい -- (名無しさん) 全部のENDまで見てるのに1パーセントだけ足りないのは何故? -- (名無しさん) 誰かの助けてココノエ博士を飛ばしたとか -- (名無し) 2011-06-17 18 59 28 ハザマのシークレットボイスは無いのですか? -- (名無し) 2013-10-13 13 22 02 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【登録タグ B Bad Apple!! Romonosov? p World's End Garden 曲 魂音泉】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); 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作詞:デスおはぎ 作曲:デスおはぎ 編曲:デスおはぎ 歌:波音リツ(キレ音源) 翻譯:蛇信 World s End Celebrate 我聽了預言喔 說明天黎明之前 世界就會終結。 雖然很想笑出來、 俯瞰著眼前的瓦礫 和下沉的街道 啊啊 渲暈的夕陽刺痛眼睛 是否為第一次呢、感覺自己活著 吶 神啊 看看這邊吧? 我已經不哭了唷 若黎明 就這樣來臨 也把我一起帶走吧 約好了的。 窒息般 令人懷念的確切開端。 優柔寡斷的 你所說的話 雖然沒有抱持什麼期待。 然而 應該給予我幸福的你 在眼前 再也不會動了。 但總有一天在循環流轉的輪迴迴圈中 你又會假裝偶遇前來迎接我對吧 在那一天到來前要暫時分離了呢。 要注意到是我唷。 快點來唷。 我只會再等你、 最後一次。 吶 吶 神啊 求求祢。 請讓我們再也不會失散 用紅線緊緊相繫 無論何處都能夠棄之不顧。 吶你聽見了嗎?像是謊言似的。 明明討厭早晨 這種毫無救贖的世界 身在何處都是一樣的。 不管做了什麼 願望都未能實現。 晚安 ____________________________
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="比呂美ENDエピローグSS"の後のお話です。 比呂美ENDエピローグSS外伝「何?このエプロン」 そろそろ暖かくなってきた季節。 いつもの時間に比呂美は目を覚ました。今日は休日だが、やはり習慣というも のは大切で、学校のある日と同じ規則正しい生活が身についている。いつもの ように隣を見る。そこには、眞一郎の子供のような寝顔。 最近頼もしく思えるほんの少し時が増えてきたけど、寝顔だけは変わらない。 「ん、ん~」 いつものようにちょっといたずら、私の至福の時間。どこをどうするかは秘密 にしておく。眞一郎くんが寝ていないとできないこと。最近はこの部屋で起き ることが多くなった。あ、相変わらず恥ずかしいことには変わらないけど。 もうちょっと眞一郎くんを寝かせておくことにして、私はベッドから起き上が り身支度をして階段を降りる。 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 私達がどういう関係かは、学校、ご近所、親戚みんなが知っている。 "あれ"からずいぶん時間が経ったけど変わっているのはほんの少しだけだ。 廊下から空を見上げると、雲の間から青空が覗いている。今日は午後から晴れ だって言ってたけど、どうなのかな?なんて考えていると、大きな声がして私 を呼んでのが聞こえてきた。 「ちょっと!比呂美さん!起きているんでしょう!?」 あ、お義母さんだ。っと、あぶない、"おばさま"って言わないと… 「はい!」 大急ぎで洗濯機のある場所へ急ぐ、そこには何故か"あの頃のおばさま"がいる。 その手は怒りを表すかのように小刻みに震えている。 「何?このエプロン」 その平坦な口調と真冬を連想させる声が"おばさま"の質問が魂から発せられて いることがわかる。どこかのアニメか映画のラスボスのようだ。現実世界にラ スボスがいるとして、一体何人が勝てる、と思えるだろうか?現実世界には奇 跡があっても都合よくいかないのだ、勝てる見込みの無い戦いをするのは、現 実世界ではありえない。そもそも勝負することを考える、それ自体が間違って いる。比呂美は願った、眞一郎が一秒でも早く目を覚ますことを。 比呂美の全身から血の気が失せていく、手は握力を失くし、両足で立っている こともやっと、という感じだ。目がかすみ、"おばさま"が力一杯握って震える エプロンを視界に留めることが、今この場で出来る唯一のことだ。 思考能力に割くほどの余力はない、それがエプロンであることを認識するだけ で精一杯なのだ。 そう、エプロン。色は純白。フリルもいっぱい付いていて、とても可愛らしい デザインだ。比呂美が自ら入手したものではなく、とある親友に頼み込んで買っ てきてもらったもの。様々な条件をのみ、やっとの思いで手に入れた最終兵器。 もちろん使用方法は熟知している、文献や映像資料からその威力、効果等につ いては繰り返し宣伝されているものだ。 新品のようだが、はっきりしたことはわからない。 「比呂美さん、何?って聞いているのよ」 今度はめったに聞けない優しい声だ。比呂美が黙っているために、怒りのレベ ルがぐんぐん上昇している。怖い… 比呂美に余裕は全く無い、今この場で倒れていないことが不思議なくらいだ。 「え、えと、あ…」 声を出すことができたことすら褒め称えたい。そのエプロンがどういうもので あり、それ故に説明することが不可能であるからだ。 真っ白なフリル付きエプロン… ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― どん!でん!だん!きぇっ! 「ぶぎゃっ!」 比呂美の後ろから大きな音と声が響いてきた。誰かがどこかにぶつかって落ち て転んで、最後に肌をどこかにこすり付けるような音、そして声。 え?誰?2階にいるのは、一人しかいないはず。 この音と声が比呂美を助けた、一時的に。 そして"おばさま"の反応と動作は、誰にも真似のできないものであった。 「しんちゃん!?」 声が比呂美の鼓膜に到達する頃には、既に"おばさま"の姿は見えない。すばら しい反射神経と運動能力だ。手に持っていたエプロンはひらひらと比呂美の前 を舞っている。 ここで比呂美はやっと我に返ることができた。 いるはずのない"おばさま"は今日は昼過ぎって言って、昨日の夕方にお義父さ ん、うん、こっちは大丈夫、と出かけていたはず。 今日は午前中大丈夫だと思って油断していたことが裏目に出たみたい。 また失敗しちゃったなぁ、あーあ。 と、そんなことよりもこのエプロンをどうにかしなくてはならないことに気が 付いた。ご、ごまかさないと。大変なことになっちゃう。いきなり見つかって しまうのは自分でもどうかと思うけど、何とかしなくちゃ。 よしっ、覚悟を決めてエプロンをつける。だって、そうでしょう?それが一番。 ここでの選択は、比呂美はまたもや自ら窮地を招くことになるのだが、"おば さま"と対峙した直後であったことが原因であったことは明白であろう。 また、眞一郎が自分の心から助けを求める叫びを聞いてくれたのか?と一瞬考 えたが、「ま、それはないわね」で片付けてしまった。 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 「あいたたたた」 「ちょっと!大丈夫?どこが痛いの?」 "おばさま"が眞一郎を介抱しているのが、比呂美の視界に入ってきた。 どうやら、また寝ぼけて転んだらしい。本人は2ヶ月に一回くらいだから、と 何でも無いことのように言うが、実際には一緒に暮らし始めてからの間に少な くとも30回目であることは比呂美は知っている。 自分と付き合い始めてから、頻度が上がっていることはもう少しの間内緒にし ておこう。だって、その、えっと… とにかく、絵本を書いていて遅くなった時によく転んでいたらしいが、最近は 少し違う理由なのは...、まあ、今はいいいかな、気にしないでおこう。 あ、そうか、昨日も…と考えた時に、またもや比呂美の全身にから血の気が失 せていく感覚が蘇ってきた。そう、そうなのだ。昨日だったのだ。 「いってー」 「だから!どこをぶつけたの?しんちゃんってば!」 「ちょっと!ほら、見せて御覧なさい!」 「!!!」 眞一郎の視界に、心配顔の母親と比呂美の姿が映る。別に母親がいることに驚 いているわけではない。比呂美の姿が問題であった。白いエプロンに負けない くらいに顔面蒼白の姿こそが彼にとって驚きなのだった。 「えっ、なんで!?」 さすが眞一郎、そのまま見たままの情景にきちんと反応して疑問を投げかけて くる。一瞬比呂美は息を飲むが、 「何でって、今日は早く用事が終わったから帰ってきたんじゃないのよ」 "おばさま"が眞一郎の疑問に普通の返事をした。比呂美がほっとしたのは一瞬。 「だからっ!、なんでエプロンしてんの?」 比呂美は思った、今自分に必要なのは"あの頃"の自分だと。"あの頃"の自分な ら、なんとか"その場"だけは凌げていた。"おばさま"がいるからこそ、だ。 でも、今の比呂美は違っていた。もう"あの頃"のような事はしない、する必要 がないからだ。全身を違った意味で絶望感が満たしていく。ああ、終わった。 しかし、そんな状況で奇跡が起こった。 実際は奇跡というよりも、もっと違うことなのだが、比呂美にとっては奇跡だっ た。 「何?どこぶつけたの?どこ?いいから見せなさいっ!」 よかった、"おばさま"で。私のことが視界に入っていないみたい。 "おばさま"にとって、まだまだ自分の息子の優先順位は私よりも遥かに上らし く、エプロンのことや私のことなんてすっかり忘れているみたい。 「あっ、ほらっ。おとなしくしなさいっ!たんこぶができてるじゃない!」 「あ、いてっ」 「こっちきなさい!冷やさないといけないでしょ!」 眞一郎は介抱する"おばさま"に大人しく連れられていく。 比呂美は一人残されたが、窓の外を見上げて少し覗いた青空に感謝していた。 ああ、よかった。午後はきっと晴れね。 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 眞一郎の介抱を終えた"おばさま"は、満足げな顔でお茶をすすっていた。 その表情が一変するのは、比呂美が居間に入った瞬間である。 「!」 大失敗だ、丁度目が合ってしまった。今度はエプロン姿で。比呂美は昔からそ うだった何故か眞一郎が関わると"ダメな子"になるのだ。 「ちょっと、そこにお座りなさい」 あ、ラスボスの声だ。 「はい」 比呂美は、すっと眞一郎の隣に座ろうとするが、ラスボス・モードの"おばさ ま"眼力は凄まじく、示された場所に無抵抗なまま座るしかなかった。 「どういうつもり?」 「え?えっと」 「どういうつもりなのか聞いているんです」 「な、何がでしょう?」 「わからないんですか?」 「は、はい…」 「はぁ」 「…」 比呂美は思った、逃げないからラスボスの声は止めて欲しい、と。 自分が生きているのか、死んでいるのかもわからない、ラスボスの声は魂から 発せられるために、聞くだけで体力を著しく消耗するのだ。 ここから約1時間半に及ぶ説教が始まるのだが、内容だけ要約しておく。 新妻気取りのエプロンはおやめなさい 熱いお茶をすすりながら、"おばさま"はいつもの態度で座っている。無論長時 間経過しているにも関わらず熱いのは、眞一郎がまめにポットのお湯をチェッ クしていたからである。ラスボス・モードの母親は彼にもどうすることもでき ないらしい。当然眞一郎も1時間半付き合った。でないと時間が倍になるから。 油断していると、"おばさま"から声がかかる。 「比呂美さん」 「は、はい!」 上ずる声が自分でも恨めしい。 「今度、私があなたの分もちゃんとエプロンを買っておきます。色違いでいい ですね?」 「は、はい?」 「何です?私と色違いでは嫌なのですか?」 「い、いえ。そうではなくて」 「では、何です?」 「どうして買って頂けるのですか?」 「必要なのでしょう?エプロン。だからですよ」 「はい、ありがとうございます」 比呂美は、とりあえず礼を言って自分の部屋に戻った。 「ふうぅぅ」 久しぶりにため息が出た。やはり自分の部屋は落ち着く。ちょっと荷物は少なく なったが、自分の部屋だ。 今日は危なかった。ほんとに寿命が縮んだ気がした。まさか、午後の帰宅予定が 早朝になるとは思わなかったし、ましてやあのエプロンが見つかるとは考えもし なかったからだ。ちょっと昨日の夜に使って、一応洗濯した方がいいと思って何 気なくカゴに入れただけなのに、まさか見つかるなんて… 「……」 ここで比呂美が何を思い出したかは、おわかりであろう? コンコン。ドアがノックされた。 「はいっ!」 「あ、おれ」 「入って」 「へへへ」 「なぁに?」 「久しぶりに長かったね」 「そうねぇ」 さすがに眞一郎に対しては気安い。比呂美は何となく面白くない、どうにも言い がたい気分に多少慣れてはいるものの、ここは眞一郎に甘えようと思った。 「ね、聞きたい?」 だが、以外にも今回は眞一郎が何か答えを持っているようだった。 「何を?」 「どうしてあんなに怒ったか」 「!!!やっぱりバレてたの?」 「何がバレてたって?」 「あっ!、何か隠してるねっ!」 からかっているのがわかったので、ちょっと頬を膨らませて抗議してみる。 「ちっ、わかったかぁ。ま、わかるように言ったけどさ」 「言って!」 「ふふ~ん」 「ふ~ん」 比呂美は気付いていない、今自分がラスボスの声を使ったことを。 「申し上げます。実は母が既に色違いのエプロンを用意していたのです」 ラスボスの声が比呂美から出たことで眞一郎の態度が二等兵になる。特に比呂美 から出たことは彼にとって衝撃的なことであり、今パワーバランスにおいて、彼 がこの仲上家において最下位となった瞬間でもあった。今までは彼の中で同位で あったものが、目を合わせることも不敬にあたる存在となったのが今の比呂美な のだ。逆らうなんて考えもしない。絶対者。 「!!!」 「と申しますのは、渡す機会をつい逸してしまったがために、母としても困って いたそうなのであります。 今日こそはと思っていたようなのですが、偶然にも比呂美様がご入手なさって いることがわかり、先を越されたという気持ちが湧き上がりご自分でも説明し きれない怒りが抑えきれなかった、とのことであります。 八つ当たりみたいなものなので、気にしないように、とのことです。 以上、これにてご報告を終わらせていただきます。」 眞一郎は一礼をすると、踵を返して部屋から出て行こうとする。 「ちょっとっ、何で出て行くの?」 「あれ?」 ラスボス・モードを比呂美が解除したことで、二等兵から眞一郎に戻る。 「ってことは、お義母さんは知らなかったのね?」 「あ、うん。バレてなかったよ」 「ふぅ」 安堵のため息。 「そっちだったら、どうなったんだろうね?」 「想像したくない」 「はははっ、ま、よかったね」 「うん」 「それはそうとしてさ」 「なに?」 「服の上からあのエプロンしたのって、どーだった?変な気分?」 ピンポイント攻撃が得意なのは比呂美だけではない。 「…」 「申し訳ございません。失言でした。ご寛恕願います」 やはり眞一郎、ラスボス・モードへの対応は迅速である。なぜ、彼がここまでの スキルを身に付けることになったかは、別の話題であるので割愛する。 ヒントは絵本。各自ご想像願いたい。 「あまり余計なことは言わないように」 「はっ、肝に銘じます」 「今日、どうする?」 「う~ん、散歩なんてどうかな?天気良くなりそうだし」 ころころ変わる二人の態度とやりとり、いつも攻守を入れ替えて話している。 「うんっ、いいねっ。お昼はどうする?」 比呂美に笑顔が広がっていく、朝感じた天気が午後晴れるっていうことを思い出 して、このことだったんだな、と思ったから。 「適当に買って、適当なところで食べようか。たまには何も決めないでさ」 眞一郎も笑顔になっいく。但し、比呂美に重なるラスボスの影を今日のうちに完 全に払拭することはできないだろう。 「うんっ、たまには、だねっ」 「よしっ、行こうっ」 「うんっ」 バタバタと慌しく駆け出していく子供の頃に戻ったかのような二人。 「行ってきまーす」「行ってきまーす」 あっという間に、家から飛び出していく二人を窓から母でありお義母さんである 女性がが見ていた。"おばさま"は世を忍ぶ仮の姿。 「あら、出かけちゃった」 ずっと昔に何回か見かけた風景、「行ってきます」しか言わないでどこに行くの か、いつ帰ってくるのか、ごはんとかの心配をするこちらを全く気にしないで、 出かけていく二人。何事もなかった"あの頃"の二人。 今、見ているのは、その時とある意味あまり変わらない風景だったのだ。 だから、それを期待してエプロンを用意していた。 大きく変わったのは二人ではなくて、自分だった。二人はちゃんと自分達でで二 人になった。自分は自分だけで自分にはなれなかった、それをしてくれたのが我 が子ともう一人。そのもう一人のことを、今は"嫁候補"として見ている。 二人に助けられたとは思っていない、二人がそう思っていないから。家族という ものはそういうものなんだとわかっているから。 そう簡単にお義母さんになるつもりはないが、あの様子を見ていると自分でも長 くもつか自信がない。でも、宣言するかのようにつぶやく、ラスボスの声で。 「ふん、見てなさい。しんちゃんだけは渡さないわよ」 END
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【登録タグ Absolute One AbsoЯute Zero R Rute 曲 狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon 究極〜AbsoЯute Zero The Best 1〜】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); 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【検索用 EndofTheLilywhite 登録タグ 2011年 E UTAU オドロンP 曲 曲英 樋口 翔歌トリ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:オドロンP 作曲:オドロンP 編曲:オドロンP イラスト:樋口 唄:翔歌トリ 曲紹介 曲名:『End of The Lily white』(エンド オブ ザ リリー ホワイト) 生放送でお題の募集が行われ、九氏の「白百合」というお題を元に制作された。 歌詞 沈みゆく 今日の陽に 花を捧げよう 終わりゆく この世界に 歌を捧げよう その窓際には 一輪の花 静かに佇む 穢れなき白 閉じた背表紙 そのページには キミと似たよな 少女の物語 まるで天使のようにさぁ 微笑まれるとつらいんだけど 靴音鳴らす運命を 追い返す勇気が欲しい 悲しみも 苦しみも すべて噛みしめて 沈みゆく 今日の陽に 花を捧げよう あの写真も あの言葉も すべて抱きしめて 終わりゆく この世界に 歌を捧げよう 少し冷たい 風の導きが そっと揺らすは 一輪の花 差し出された 白い手の甲を そっと手に取り 扉を開けようか なんでそんなに希望にさぁ 満ち溢れてる眼差しで 広い広い広い空見上げて 旅立つための翼(はね)を開く 行く先も 目的も すべてまっさらの 終わりなき 旅路へと キミは飛び立つのか 沈みゆく 今日の陽に 花を捧げよう 終わりゆく この世界に 歌を捧げよう キミがゆく あの空に 花を手向けよう 迷わずに まっすぐに 新しい世界へ キミがゆく その前に 歌を捧げよう 純白の 大輪が けして枯れぬように・・・・・・ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。